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落葉と剪定

大津の住まいはこの季節になると、風が吹く度にワサワサと落葉が舞い落ちてくる。
ナツハゼから始まり、ヒメシャラヤマボウシアジサイといった順に落葉した後、
裏山のカエデが最後の秋の主役_今日あたりから、カエデがチラホラ舞い始めたところ。
このカエデの落ち葉は、屋根に裏通路に数日間で10センチほど積もることとなり、
今から朝の掃除が憂鬱になるぐらいの労働を強いられる。

ナツハゼヒメシャラがほぼ落葉した頃、毎年バラの剪定を行うことにしている。
まだまだ四季咲きの品種は秋バラの蕾をたくさん付けてはいるが、
来年の春バラの体力を蓄えさせるために毎年早めの剪定を行う。

植物の凄いところは、紅葉の後落ち葉となる葉の裏にはチャッカリと新芽が隠れているところだ。
私はこの季節に生物のたくましさを強く感じる。

バラもそう。来年の春伸びる芽の先が、この時期にはすでに枝から顔を覗かせていて
どの芽を残して新枝として伸ばすかを想像しながら深めに枝を落とす。
根の周りに枯れ落ちたバラの葉は、しっかりと掻き集め、残さないようにする。
よくよく見ると、虫が葉の裏にシッカリ卵を産み付けていたりするからだ。
葉の裏に隠れて風や寒さから身を守り、土が暖かい季節になると近くの枝に登ってくる。
待ちに待った柔らかい新緑は、毎春この虫たちにまんまと食べられてしまう。
「まぁ、ほとんど無駄な抵抗かぁ。」と半ば諦めつつ枯葉と落葉を掻き集めながら
少し手を休めると、風が冷たい。

さぁ、寒くなってきた。事務所に戻って図面の続きを書かなくちゃ。
私も来るべきシーズンに向けて。

もちづき

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[今年のナツハゼの落葉]

機械仕掛けかクォーツか

出張のついでに寄った駅の書店で、penという雑誌を手にしました。
タイトルは、「最初と最後の腕時計はどれだ?!」腕時計の特集です。

腕時計好きな私は、黒スーツ出張族のおじさま方をかき分け
男性雑誌コーナーから雑誌を引き抜きレジへ。
各々のブランドの歴史や、代表作品の写真など盛り沢山の紙面構成で
新幹線の移動中、有意義な時間が過ごせました。

ムーブメントは「機械仕掛け」がやはり面白いですね。
日常生活に全く必要無い?クロノメトリー・コチコチと目まぐるしいほどの動きを表現したタイプは
やはり男性の趣味のカテゴリー。緻密な細工はマニアの領域。
とことんこだわるのは、やはり男性のほうが多いようです。

女性用のドレスウォッチやアンティークも
もちろん大好きですが、仕事柄着ける機会が全く無いです。
手動巻きがほとんどなのでケースの中でじーっと止まっています。(苦笑

現場に行く時に着けることの多い、ジャズマスター(自動巻き)レディース物でも重いほうですが
ガンガンぶつけても平気な頑丈さと気軽さがハミルトンの良さ。

打ち合わせで良く着けるのが、エベルのベルーガ(クォーツ)
エベルは「時の建築家」とも呼ばれるブランド。最近のお気に入りです。
こちらもスモールセコンドが付いているタイプなので女性物でも少々大ぶりです。

先日、「機械仕掛け」時計をオーバーホールに出したらそこそこの費用がかかってしまいました。
良い時計はメンテナンスも必要になりますね。
クォーツ時計は重さも軽いですし、オーバーホールも傷がなければメンテナンス費用もそれほどかから無いので日常的に必需品。
機械仕掛けの時計もクオーツ時計も機能性と意匠性で選ばれる_という点では、建築設計と同じかもしれませんね。
あまりメンテナンスに費用がかかるのも困りますが、機能だけというのも味気ない。

そんなことを考えながら雑誌も見ておりましたら、目的地にあっという間に到着しました。

ちなみに、美しく機能的な時計はやはりそれなりに高価な物が多いのですが
数十億数百億もする時計が世の中には多くあるようです。それって、建築ビル施工費レベル?!

人生を共に刻む時計。やっぱり自分らしい物を持ちたいですね。
私の「最後の腕時計はどれだ?!」

やっぱり「機械仕掛け」かな?

もちづき

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[写真は、pen12月1日号から]

14年目のスタートに向けて

サイトをご覧いただきありがとうございます。

11月に入り、新しいスタイルに変更いたしました。
まだ、新しいフォーマットに慣れず苦戦しておりますが
作品や文章の投稿も少しずつ手を加え完成できれば良いなぁ、、、と思っております。

会社を始めホームページを作った頃、ブログを書いていました。

その頃はまだTwitterやFacebookが無い時代で
ネットコミュニケーションは今に比べまだまだ小さな世界でしたが、
自分なりに仕事の事や、関心のある事などをゆるゆると発信していた頃を思い出し
それと、何よりあの頃の自分を懐かしんで
この度の更新により「Blog」欄を設けてみました。

あの頃の自分・・・設計事務所を突然辞め、右も左もわからぬまま
事務所を立ち上げ会社を見よう見まねで作り、毎日が模索しながらの日々の連続でしたが
その時の志しと空気感のようなものは大切にしたいと思っております。

「ブログ」という音(いん)もどちらかというと照れ臭く
新しい何かがあるわけでも無いのですが
昨今のSNSやネット配信のとてつも無い無秩序さと短いテキストの羅列にどっぷり浸かってしまう前に
また始めようと思います。

14年目の秋_少し曖昧な季節に。

もちづき

testsky
[写真は事務所2階から]