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カテゴリー: 建築仕事

  • 2018

  • 15年目の本質

    もともとは大きな建築を世界中に作りたいと思い
    名だたる建築家に弟子入りをし、この仕事を始めたのですが
    最近はもっと、別の次元といいますか
    建築の本来の役割のような“ところ”に思いを置いています

    この秋、独立して15年が経ちました

    弊社の場合は、どちらかというと採算性には縁遠い仕事の取り組み方をするので;;

    それこそ完成件数は多くありませんが
    今までご指名いただいたお客さま全てのみなさまと本当に楽しくお付き合いをさせていただいております
    企業であれば、いつの間にか退職される方もいらっしゃいますし
    個人オーナーであれば、そろそろ増築を考えられているお客さまもいて
    まだまだ15年ではありますが、確実に月日は流れているのですね

    結局、自分は建築を通して“何”を残したいのか_
    仕事上の様々な課題を解くヒントは、
    其処にあるのでは?と昨今思ったりしています

    写真は、飛島の家のお客さまの2人のお嬢さんたち
    こちら
    大人たちの建築を作る上での様々な喧騒や紆余曲折、
    それらの会話や表情を通して
    彼女たちは色々な事を見聞きし、感じ得るものがあったのだと思います

    そして今、大人たち以上に
    完成間近となった建築を楽しんでいるのかもしれません

    彼女たちが大人になった時
    私はまだ建築に向き合っているのかしら?

    飛島の家はもうすぐ竣工を迎えます
    IMG_3307

  • 2017

  • 春の景色

    桜の便りが待ち遠しい季節
    琵琶湖を望むための住宅が竣工しました。
    この住宅のオーナーと初めてお会いしたのは2015年の5月でしたから、
    おおよそ2年の時が流れたことになります。
    土地のご購入計画からのお付き合いでしたので、
    2年の年月は早く事が運んだほうかもしれません。

    並行して進めてまいりました、ガレージ建築が間もなく着工いたします。
    昨年完成したオフィスビルの隣地が計画地となります。
    同じオーナーから引き続きオファーをいただけるという事は、大変名誉な事です。
    こちらの建築は、フォルムと素材に特徴をもたせたシンボリックな小建築となる予定です。

    ご相談をいただいておりました、二世帯住宅の建築設計がスタートいたします。
    競争率の激しい分譲地の角地を入手され、
    来年の早春完成を視野に入れた御計画です。
    手元のスタディはMOAらしいキリッとしたボリューム構成で、
    シンプルな動線と形態が美しい住宅建築を目指しています。

     

    本年度進行中の作業を改めて俯瞰しますと
    昨年度までと相変わり、住宅建築の比重が増えてきております。
    住宅建築はビル建築に比べ、多くのノウハウを必要とされる反面
    自由な形体にチャレンジ可能な分野でもあります。

    多くの建築家の名作は住宅建築にあり、
    そこには本来の建築家のテイストが詰め込まれているように思えます。

    私自身、若い時に見た景色とは違う見え方で建築が見えてきている気がします。

     

    今年の大津市の桜の開花は例年より遅く、また雨模様の天候が多いことも重なり
    コントラストが弱めの景色が続いております。
    そんなまだまだ不安定な天候の下で
    精一杯花びらを広げる様も、非常に趣のある美しさを醸し出しています。

     

    写真は、昨日の琵琶湖疏水
    自然の美しさと時の大切さが身にしみて感じ得る年齢になってきたのかもしれません。

    k

    IMG_0890s

    [琵琶湖側から疎水を見る・三井寺の山桜の下、京都に向かう水路]