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カテゴリー: 思考徒然

  • 2017

  • 春の景色

    桜の便りが待ち遠しい季節
    琵琶湖を望むための住宅が竣工しました。
    この住宅のオーナーと初めてお会いしたのは2015年の5月でしたから、
    おおよそ2年の時が流れたことになります。
    土地のご購入計画からのお付き合いでしたので、
    2年の年月は早く事が運んだほうかもしれません。

    並行して進めてまいりました、ガレージ建築が間もなく着工いたします。
    昨年完成したオフィスビルの隣地が計画地となります。
    同じオーナーから引き続きオファーをいただけるという事は、大変名誉な事です。
    こちらの建築は、フォルムと素材に特徴をもたせたシンボリックな小建築となる予定です。

    ご相談をいただいておりました、二世帯住宅の建築設計がスタートいたします。
    競争率の激しい分譲地の角地を入手され、
    来年の早春完成を視野に入れた御計画です。
    手元のスタディはMOAらしいキリッとしたボリューム構成で、
    シンプルな動線と形態が美しい住宅建築を目指しています。

     

    本年度進行中の作業を改めて俯瞰しますと
    昨年度までと相変わり、住宅建築の比重が増えてきております。
    住宅建築はビル建築に比べ、多くのノウハウを必要とされる反面
    自由な形体にチャレンジ可能な分野でもあります。

    多くの建築家の名作は住宅建築にあり、
    そこには本来の建築家のテイストが詰め込まれているように思えます。

    私自身、若い時に見た景色とは違う見え方で建築が見えてきている気がします。

     

    今年の大津市の桜の開花は例年より遅く、また雨模様の天候が多いことも重なり
    コントラストが弱めの景色が続いております。
    そんなまだまだ不安定な天候の下で
    精一杯花びらを広げる様も、非常に趣のある美しさを醸し出しています。

     

    写真は、昨日の琵琶湖疏水
    自然の美しさと時の大切さが身にしみて感じ得る年齢になってきたのかもしれません。

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    [琵琶湖側から疎水を見る・三井寺の山桜の下、京都に向かう水路]

  • 継続する力

    正月気分もすっかり冷めて、進行中のプロジェクトも本腰入れて『よーし!行くぜ!』という時期に毎年のごときやってくる、官庁の指名願いの提出日。

    弊社のように小さな規模の設計事務所には、大型建築や華やかなプロジェクトの入札は望めないのですが
    滋賀県で事業を開始し、権利を得た平成25年から指名業社として登録を続けています。

    独立する前に勤めていた高松伸建築設計事務所では、毎年多くの都市や市町村に指名を受け公共事業にも積極的に取り組んでいました。
    1月〜2月にかけて、事務系のスタッフ数名がテキパキと書類をまとめ全国に提出に行っていた様子を見ていたので
    自分の事務所を持ったら、必ず官庁建築にチャレンジしよう!と心に決めて今に至ります。

    4年前にひとつ小さな仕事を落札した後は、
    官庁建築まで手が回らずに(非常にありがたいことに)入札どころでは無い日々が続いております。

    毎年毎年、今年は指名願い提出をどうしようかなぁ?と思います。
    納税証明・建築士の証明書の発行・社会保険の書類の提出・諸々書類の記載など
    なかなか時間とお金が掛かる作業なのです。

    ただ、この書類を作ることによって
    毎年企業としてキッチリ税金を納め、講習を受け続け
    建築士事務所の登録義務を果たし、社会に参画しているのような自負と
    どのような類の建築であっても、受注のチャンスを持ち続けることの意思は不可欠と考えます。

    建築とは、常に社会と歩んでいく産物
    そして、法律とその基軸を担う官庁とは切っては切れない業務です。

    役所の指名を受ける権利を継続し続けることで
    いつか来る大型物件???に備え、空のはるか遠くにある夢を追い続ける建築家の独り言でした。

    もちづき

     

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    [写真は琵琶湖上空の飛行機雲_1月の晴れた日に]

  • 賢者の贈り物

    1ドルと87セント。これですべて。

    誰でも一度は見聞きしたことのある、オー・ヘンリーのかの有名な物語の冒頭文
    『賢者の贈り物』

    この物語は、若き夫婦が自らの唯一の宝物を売って相手に贈り物を買うお話

    男性は妻の美しい長く輝く髪に似合う、宝石の施された高価な櫛を
    妻の方は夫の唯一の宝物である金の時計に相応しい、純金の鎖を

    貧しい二人は
    それぞれが、金時計と自慢の黒髪を売ったお金で贈り物を買ったのだった

    贈り物を手にした2人は
    手放した金時計を買い戻すべく、失った黒髪が伸びるまで
    2人で未来を築くことを誓う

    この物語の解釈はあまりにも多く、各々読み手側の受取り方があるのだろうが
    お金という物は、愛と未来を作るために使う為の物だ_とも
    諭しているように思える

     

     

    友人の敏腕経営コンサルタント・杉田英樹さんが年に数回開催する『桜橋勉強会』
    昨日のテーマセブン&アイはどこに向かっているのか?に参加した
    経済と社会で起きている事象から今を学び未来を考えることで、人生を楽しく生きよう_という勉強会(で良いのでしょうか?杉田さん?)
    以下は勉強会で考えたこと

     

    海外の多くの観光客が、その利便性と品質と品数・接客態度の素晴らしさ等等
    絶大な賞賛を浴びている日本のコンビニ

    最近コンビニの有り様が変わってきたらしい

    私達の短なコンビニ(特にセブンイレブン)が何だか最近あちらこちらに増えだした
    どうもドミナント戦略によって儲かる地域に集中して
    フランチャイズ店を開店させているようだ
    向かい通しでお客の取り合いなんて、なかなか過酷な状況だ

    オムニチャネルとは、あらゆる場所で顧客と繋がり
    買い物を促すシステムのようだ
    どうりでネットで購入した商品をコンビニで受取りが可能だし
    百貨店に行かなくてもコンビニで支払いができる時代
    ピピっとタッチしたカードから私たちの情報はどこに行くのだろう
    素早くメールで利用履歴が送られてくる

    反面、西武やそごう・イトウヨーカドーの閉店ドミノ
    セブン&アイ グループは、『セブンイレブン以外は切り捨て』策で
    百貨店とスーパーの減収分は、セブンイレブンの肩にのしかかる

    かつての高級百貨店の行き届いたサービスは、
    場所を変えて、私たちの町のコンビニエンスストアに急降下してきた

    サービスとは言い方を変えればワガママの変換
    コンビニは私たちと経営陣の都合のいいカタチになっているのではないだろうか

    本当にそこまでのサービスが必要なのかな?
    そのカタチって綺麗なのかな?
    買い手と売り手の双方が幸せになって、本当の笑顔が生まれる

    利便性は度がすぎると人を追い込むと誰かが言った
    それは自らのビジネスにも置き換えることのできる設問でもある

     

    私たちの未来は幸せですか?

    売り手も買い手も時代が変わろうと
    絶えず賢者の目を持っていよう

    愛と未来と幸せは私たちが築くものだから

    もちづき

     

     

    ビジネス勉強会の様子はこちらから>>>ゼータコンサルティング株式会社

    2017