逢坂の家
逢坂の家
滋賀県大津市 1300年の歴史を有する古都であり、比叡山と琵琶湖に囲まれた自然と都市が融合した、国内でも特殊な景観を持つ地方都市である。
敷地はこの地域の特徴でもある、山からの地下水が多く急傾斜地にある。
緑を借景にしつつも、自然災害から生活を守るという、住居本来の命題を満たすべく鉄筋コンクリート構造を用いている。
職場機能と住宅機能を分離した併用住宅は、コンクリートのシンプルなボリュームで明快に区分される。
多くの地方都市が、山を背景に形成されている。
日本の住宅は常に災害に向き合う為の強度と、各々の生活スタイルに必要な機能を合わせ持たなければならない。
敷地面積：231.8㎡／延床面積：126.33㎡／鉄筋コンクリート地上2階 事務所併用住宅
設計協力：SDルーム（構造担当・濱田義之）建築環境研究所（設備担当・阿部成人）
建築施工：株式会社 奥田工務店 写真：Daniel Machado
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Date
- 2020年3月1日