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15年目の本質

もともとは大きな建築を世界中に作りたいと思い
名だたる建築家に弟子入りをし、この仕事を始めたのですが
最近はもっと、別の次元といいますか
建築の本来の役割のような“ところ”に思いを置いています

この秋、独立して15年が経ちました

弊社の場合は、どちらかというと採算性には縁遠い仕事の取り組み方をするので;;

それこそ完成件数は多くありませんが
今までご指名いただいたお客さま全てのみなさまと本当に楽しくお付き合いをさせていただいております
企業であれば、いつの間にか退職される方もいらっしゃいますし
個人オーナーであれば、そろそろ増築を考えられているお客さまもいて
まだまだ15年ではありますが、確実に月日は流れているのですね

結局、自分は建築を通して“何”を残したいのか_
仕事上の様々な課題を解くヒントは、
其処にあるのでは?と昨今思ったりしています

写真は、飛島の家のお客さまの2人のお嬢さんたち
こちら
大人たちの建築を作る上での様々な喧騒や紆余曲折、
それらの会話や表情を通して
彼女たちは色々な事を見聞きし、感じ得るものがあったのだと思います

そして今、大人たち以上に
完成間近となった建築を楽しんでいるのかもしれません

彼女たちが大人になった時
私はまだ建築に向き合っているのかしら?

飛島の家はもうすぐ竣工を迎えます
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